東京ミッドタウン六本木・竺仙浴衣生地入荷しました!
今年は、久しぶりに「竺仙」の浴衣が入荷しました。
きものファン憧れの浴衣、夏着物のメーカー竺仙の反物を大量仕入れいたしました。
価格は、竺仙のホームページに載っている金額より若干安くご提供できます。
それぞれ説明しますね。
竺仙注染浴衣生地について
1メートル前後の型紙で防染糊を生地に引いて、屏風たたみします。
その生地の上から、じょうろで染料を注ぎ込んで、
屏風たたみした一番下の生地まで浸透させて染めます。
この技術により、飛躍的に染めるスピードが速くなりました。
また、多色使いやボカシの柄が染められるようになりました。
裏までしっかりと染まっているので、柄がくっきり描かれてとてもキレイです。
生地は、綿絽でとても柔らかく綿とは思えない上質な生地を使用しています。
竺仙小紋染浴衣について
長板に反物を張り、型紙を使用し防染糊を引いて引き染めします。
江戸小紋を染める型染と同じ技術で綿の生地に染めています。
両面染める技術を長板中形と言い、裏表が無い浴衣生地です。
竺仙の小紋染は、片面のみなので生地に裏表があります。
生地は、綿紅梅と奥州小紋という綿紬の生地もございます。
竺仙絹紅梅について
絹紅梅の生地は、太い綿の糸15%、絹糸85%を使用した最高級の生地です。
新潟県栃尾の織り工房で制作されている竺仙専用の絹紅梅の生地です。
この生地に、江戸小紋と同じように型紙で糊を置いた後、しごき染めで地染します。
綿紅梅や絹紅梅のように凹凸がある生地は染まりにくいためヘラでしごくように染めていきます。
竺仙抜染小紋浴衣について
色がついた紬糸で織った生地を型紙で染料を抜く抜染技法で色を抜いて柄を出します。
紬地に抜染は、浴衣ではなく紬の着物のように着られます。
最後に
今年の浴衣は、三勝、竺仙、梨園染と三大有名メーカーの商品が勢ぞろいしています。
しかも、基本は反物なので、マイサイズに仕立てられます。
三勝の商品は、仕立て上がりのプレタ浴衣もございます。
プレタ浴衣も全て日本染織、日本縫製の上質なお品です。
全て一点ずつしかないので、お早目にお越しくださいませ。
それでは、貴女の着物ライフが楽しくなるように応援しています。
またお会いしましょう(^_^)/