お仕立てについて
ふくよかな方やヒップが大きめな方が細く見えるように仕立てる方法をスマート仕立と呼んでいます。
衿先から30cm位下から裾まで身幅を細くします。
その仕立て方によって裾すぼまりになりスマートに見えます。
担当者と相談して決めて下さい。
国内仕立ては、新潟県十日町市の業者に出しています。
間違いなく国内の手縫い仕立です。
海外縫製は、当店では手縫いのみ承っています。
ベトナムで縫製しています。
ベトナム人は手先が器用なので和裁の能力は高いです。
しかも分業で同じパーツを縫っているので技術が高く和裁1級並です。
海外縫製は料金は安いですが、納期が掛かるのがデメリットです。
ご本人様が来店できない場合は、3つの方法がございます。
- 過去に着物を作ったことがある場合は、購入した着物屋に連絡をして寸法を確認できます。
- 連絡しても寸法が分からない場合は、その着物をお持ちください。その場で着物の採寸をします。
- 今回初めて着物を作る場合は、ご本人様の身長・バスト・ヒップ・裄を計っていただきます。
裄を計る場合は手を真っ直ぐ伸ばして、
首の後ろの中心のグリグリから手首のグリグリまで計り2cm前後プラスします。
海外縫製のメリットとデメリットとは?
海外縫製の技術が国内と遜色ないのは、完全分業制だからです。
袖を縫う人は袖だけです。ぐし縫いの人はぐし縫いだけです。
分業制によって技術のレベルが高く、国内和裁士の1級と同等の出来上がりになります。
海外縫製の場所は、中国とベトナムで行われています。
中国の方が歴史は古いですが、最近はベトナムも増えています。
どちらも、日本人が在駐して教えているので、安心です。
ベトナム人は手先が器用でコツコツ真面目に仕事をするタイプなので和裁に向いていると言われています。
当店の縫製は国内手縫いに限らせていただいていますが、
お客様ご本人のご希望がある場合は可能です。
海外手縫い縫製は料金が安くなりますが、
納期が掛かりますので時間に余裕がある場合に限ります。
お手入れについて
シミが落ちるかどうかは、シミの種類とどのくらい前にシミが付いたか、ということが重要です。
また、シミが付いたからといってティッシュに水を付けてこすってしまうと生地がスレてしまいます。
最悪の場合は、補修しても直りませんので、ご注意ください。
- シミを付けてから1ヵ月以内ですとほぼ全てのケースでシミを落とすことができます。
- 1年以内ならほぼ落ちるかかなり薄くなるまで落とせます。
- 1〜3年位経っている場合でも薄くなるまで落とせますが、あとが少し残る場合もあります。
- 3年以上経った場合、シミは薄くなりますが、あとははっきり残ってしまう事もあります。
- 10年以上前のシミで補修できる場合がありますので、諦めずにご相談ください。
丸洗いは油性の溶剤を使うのでファンデーションやバター、油性ボールペンなど油性の汚れが落ちやすいです。
水やお茶、ジュースなどの飲み物や醤油やソースなどの調味料、泥はねなどの水溶性の汚れは落ちにくいです。
また古い汗シミや変色したシミ、黄変は落ちません。
袖口や裾などの汚れや全体的な汚れは落ちやすいです。
仕上げでプレスをするので着た時のシワが取れてきれいになります。
汗をかいた場合は、別途汗抜きをお勧めします。
袖口、裾、衿など汚れがつきやすい所は最初に手作業で前処理します。
その後専用の溶剤に短時間浸けてクリーニングします。
出来るだけ生地が傷まないようにやさしく丸洗いしています。
ご安心ください。
丸洗いは、石油系の溶剤で洗うので基本的に生地が縮むことはありません。
生地が縮んだとしたら、洗う前から縮んでいた可能性が高いです。
袖口や裾の裏地が波を打っている場合は表地が縮んでいます。
その場合は、八掛が袋になっていることが多いです。
着物は仕舞っておいても湿気などで縮んでしまうので、
年に1~3回室内で陰干しをして湿気を飛ばすと良いです。
結論を言いますと、
カビの臭いがしたら洗っても取れない可能性が高いです。
袋帯と九寸名古屋帯に入っている綿の帯芯がカビやすいです。
着用時、汗をかくとその汗が帯芯に染み込みます。
その後、多少干しても湿気は取れずタンスにしまうと帯芯にカビが発生します。
そのままにしておくと帯裏地にもカビの黄変が発生します。
そうなったらすでに帯芯はカビだらけです。
その場合は、帯芯を交換して裏地のカビ取りをするしかないです。
早いうちなら臭いが取れる可能性もありますので、
早めにお店にお持ちください。
帯も着物同様洗うことは出来ます。
当分使わない帯は洗っておいた方が安心です。
使ってそのまましまってしまうと後から汚れが出てくることがあります。
洗ってからプレスしますので、しわも伸びて綺麗になります。
長期間保存の場合はしまう前に丸洗いをお勧めしています。
汗抜きは丸洗いでは落ちない汗を除去するお手入れ方法です。
古い着物の裏地や長襦袢の脇や背中が黄変していることがあります。
これは、汗が変色して黄変シミになってしまったためです。
たった一度しか着ていない長襦袢でも脇の部分が黄変して着られなくなった例もあります。
汗を多くかいた場合は汗抜きをお勧めします。
古い金箔の着物は剥がれる可能性があるので、丸洗いできない場合があります。
特に20年くらい前の金彩加工に使われていたバインダという樹脂糊は粗悪品があり、
5年位経つとベタベタになりました。
このベタベタは金彩が剥がれる可能性があるので丸洗いできません。
バインダをすべて除去するしか方法は無いと思います。
ベタベタしない金箔なら、丸洗い可能なものが多いです。
商品によって違うので一度お店にお持ちください。
お直しについて
はい、出来ます。
着物は裄だけ、身丈だけ等部分直しが可能です。
2か所以上直す場合で時間の余裕があれば、洗張り+仕立てをお勧めしています。
紬、小紋、色無地なら洗張りと仕立て(海外縫製)で3万1千円と大変お安くできます。
お直しについてはこちらをクリックしてください
当店の一番人気は「夢結び」です。
仕立て上がっている袋帯、名古屋帯を切らずに作り帯に仕立てます。
自分のサイズに合っているのでとても締めやすく簡単です。
帯が結べなくて着物を着るのを諦めていた人も夢結びで着物を着ています。
一度お試しください。
はい、もちろん出来ます。
当店は着物の販売だけでなくお直しやお手入れも承っております。
気軽にご相談ください。
お直しについてはこちらをクリックしてください。
お買い物について
はい、交通系の電子マネーは使えます。
申し訳ありません。
当店はたんす屋グループですが、百貨店の店舗同様たんす屋のお買物券は利用できません。
不定期でセールを行っています。年に2回、5月と11月に決算セールを行っています。
詳しくは、ホームページ、ツイッターでご確認ください。
当店はギリギリの価格を設定した正札販売なので値引きはいたしません。
値引きできるお店の多くは、最初から値引きを見込んで上乗せした価格になっています。
新品、リサイクル問わず当店の商品と価格、他店の商品と価格を見比べると分かるはずです。
同じグレードの商品なら間違いなく多店よりもお安いです。
一般的なお店で使用できるJCB、VISAなどのギフト券や商品券は使用できます。
基本的につり銭は出ませんので、額面以下の金額でご利用ください。
リサイクル品は一点物なので、基本的に取り置きは出来ませんが、
購入予定のお取置きであれば最長1週間まで可能です。
例えば、娘用の振袖を気に入ったが本人に合わせたいので取り置きして欲しいなどの理由であれば特別にお取り置きも出来ます。購入しなかったとしてもペナルティはありませんのでご安心ください。
「決めきれないので」や「考えたいから」等の理由でのお取り置きはお断りしています。
新品商品でもリサイクル着物でもご希望の色柄価格寸法を言っていただければ、お取り寄せは可能です。
お取り寄せをしたからといって気に入らなかったら購入する義務はありませんし、
何度でもお取り寄せできますのでご安心ください。
基本的には全額前払いになりますが、何か事情がある場合はご相談させていただきます。
前もってその旨をお伝えください。
申し訳ございません。
基本的に一度お持ち帰えりになった商品の返品及び交換は出来ません。
当日中で未使用の場合に限り同等以上の商品であれば交換可能です。
申し訳ございません。
店舗で現物を見て購入していただいているので、基本的に返品はお受けしておりません。
ただし、新品商品で見つかりにくい傷や破損などの瑕疵があった場合のみ商品交換いたします。
リサイクル着物類は現物を見て納得されて購入しているので返品はお受けしておりません。
サービスについて
自分で着たい方には着付けを無料で教えています。
3名までの少人数なので、しっかり覚えられと好評です。
営業時間内で着付け講師がいる時間になります。
当店の着物を購入されたお客様には、
低価格なリサイクル着物であっても無料で着付けをいたします。
着付けするのは、現役のプロの着付け師です。
大変着心地が良く綺麗に着られると喜ばれています。
商品について
いいえ、残念ながらリサイクルの小物は取り扱っていません。
当店の小物は全て新品になります。
リサイクルの訪問着は、状態が良く綺麗な商品で2万円からございます。訪問着に合う袋帯は1万円からございます。
大体の目安として訪問着は2~5万円、袋帯は1〜3万円です。
予算と色柄の希望や着て行く場所を教えていただければ事前に準備しておきます。
リサイクルの長襦袢は常時在庫はありませんが、希望の色柄寸法で探すことはできます。
価格は3,000円〜5,000円なのでとてもお得です。
全て抗菌消臭丸洗い済みなので安心です。
留袖や喪服は5つ紋なのでとても目立ちます。
実家の家紋か嫁ぎ先の家紋か迷うところです。
その地域の風習などもありますが、一般的な見解をお話しします。
お嫁入り前に作った着物、つまり嫁入り道具は実家の家紋が良いです。
嫁いだあとに作った着物は、嫁ぎ先の家紋が良いです。
これが基本です。
しかし、お嫁入り前だとしても相手先が決まっている場合は嫁ぎ先の紋で良いですし、
逆に嫁いだあとでも実家で作ってもらった着物なら実家の紋でも良いです。
お姑さんがいらっしゃる場合は、確認した方が良いです。
紋は入れ替えることが出来る場合もありますので、ご確認ください。
着物の価格は分かりにくいと言われています。当店は正札販売明朗会計です。
・当店の商品には全て正札が付いています。
・セール以外の値引きはありません。
・加工料金、裏地代はホームページでも店舗でも表などで明確にしています。
・リサイクルの着物は、状態が良い小紋、紬、色無地は1万円からです。
・帯と長襦袢、小物一式揃えても合計5万円程度でご用意できます。
・新品のお着物や帯も、問屋価格で驚くほどお安く提供しています。
茶道の場合は、色無地、江戸小紋や付下げ訪問着に紋を入れることが多いです。
先生から着物には家紋が必要と言われるようです。
本来は、実家もしくは嫁ぎ先の家紋が良いですが、
色無地の一つ紋なら関係が無い家紋でも平気です。
家紋を入れる場合は陰紋の縫紋が一般的です。
糸の色は銀もしくは同系色濃淡です。
あまり目立たないけど家紋が入っているということが重要です。
リサイクルの色無地なら家紋入りもあります。
関係がない紋でも入っていればお茶会に着ていけます。
道行コートのリサイクル品はありますが、昔のサイズなので丈が短い物が多いです。
道中着は最近の商品が多いのでリサイクル品は数が少ないです。
着物の生地でリメイクした道中着はあります。
気に入った商品が無い場合は探すことが出来ますので、お尋ねください。