男性用着物&羽織と長襦袢が入荷しました
複数の男性のお客様から、着物が欲しいという希望がありましたので、
今回大島紬を中心とした状態の良いリサイクル着物と羽織を仕入れました。
目次
状態の良い男物の肝と羽織仕入れました
今回仕入れた商品は、着物と羽織のアンサンブルが9セット、着物単品が3点、羽織単品が3点、長襦袢が3点です。
着物と羽織は全て正絹です。長襦袢は1点のみポリで2点は正絹です。
価格は、着物と羽織で3万円、着物、羽織とも単品なら2万円です。
サイズや状態により3万円未満の商品もございます。
男性用着物を選ぶ際のポイント
男性用着物を選ぶ時のポイントをお教えしますね。
身丈が大事
男性は、対丈(ついたけ)で着るので、短かったり長かったりすると直さないと着られません。
直し代は着物と変わらないくらい高いので、出来れば身丈のサイズが合う着物を探しましょう。
一般的には自分の身長から30を引いた数字が目安です。
172センチなら142センチ前後が合うはずです。
身丈は、身長だけでなく体系やいかり肩なども影響するので、着てみるのが一番です。
裄が大事
リサイクル着物の裄は、一般的に短いものが多いです。
昔の人が手が短いというよりも着方が短かったのです。
今の人は洋服感覚で手首まで着物の端がこないと違和感を感じるようです。
昔は横に手を伸ばした状態で着物の端がグリグリにきていたので、腕を下げるとだいぶ上がりました。
それが普通だったのです。
ですから、裄が短く感じる着物がほとんどです。
昔の生地は反巾が狭い生地もあるので、裄が出ないこともあります。
その場合は、割を入れるといって別生地を入れる仕立てもあります。
羽織だけ既製品の裄長で対応も
男性は基本的に着物と羽織を着るので、着物の裄が短くても羽織が長ければわかりません。
レストランに行っても羽織は脱ぐ必要がないので平気です。
ですから、羽織だけ既製品を購入するか、シルクウールなどの反物から作るか、というのも選択肢です。
素材のポイント
大島紬も種類があります。
本場大島紬が一番高級品ですが、さらに普及品の横惣(よこそう)と高級品の縦横(たてよこ)があります。
横糸で柄を構成している横惣と縦と横で柄を構成している縦横は見てわかります。
横惣は、チラシ亀甲、縦横は亀甲絣です。
韓国産大島紬は今現在はほとんど生産されていないと思いますが、40年くらい前は男女とも韓国産大島紬が流通していました。
特徴は、絣が波を打っていたり、均一でない、毛羽立ちやすい、色に違和感があります。
本場大島紬をよく見ている人は、何か違和感がありますので、分かります。
村山大島紬は機械織の大島紬です。亀甲柄が多いですが、横惣のように生地に光沢があり、ツルツルしています。
また、亀甲も本場と形が違います。
一番高級なのは、もちろん本場の縦横絣亀甲柄です。
新品の価格は10倍位差がありますが、リサイクルの価格は、本場も韓国産も村山も変わらないです。
好みもあるので、サイズが合って気に入った色柄があれば良いと思います。
気に入った商品がない場合は
注文することもできます。
リサイクル着物ショップや買取ショップとネットワークで繋がっていますので、
希望する商品を探すこともできます。
もちろん見てから購入するかどうかを決めてもらえます。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
よろしくお願いいたします。
廣田