着物雑誌って何を読んだら良いの?
美しいキモノときものサロンと七緒
美しいキモノ、きものサロンとも、着物メーカーなどの広告収入が大きいので、
写真も広告主の着物を写した写真が多いですね。
ですから、高級品オンパレード的な感じになります。
読者も、高額品を年に数回購入するような方が多いようですね。
七緒という雑誌は着物に興味ある人なら知っていると思います。
初心者向けのような雑誌ですが、中級者、上級者にも人気がありますね。
プレジデントやdancyu(グルメ雑誌)で有名なプレジデント社が発行しています。
それぞれ内容やコンセプトが違うので、3冊読むとかなり着物痛になりますね。
それでは、それぞれの雑誌について少しお話しますね。
七緒について
2004年に創刊なので、もう14年になりますね。
発行部数は、4万部くらいということです。
dancyuの編集部に所属していた女性が編集長です。
有名な着物の季刊誌である美しいキモノやきものサロンとは全く違いますね。
手頃な価格の着物やリサイクル着物なども特集していますね。
写真もキレイでセンスが良いですね。
さすが女性の編集長だと思います。
普段に着物を着てみたい人の目線で作っている雑誌だと思いますね。
季節ごとに身近なテーマがあってとても読みやすいです。
内容も専門的過ぎず、読みやすいのにもかかわらず、
身近で奥が深い内容です。
簡単に出来る着付け方法やお手入れ方法、着物の収納方法などを
分かりやすく教えていますね。
最新号の特集は「浴衣を15分着付け」ですね。
アマゾンで販売していますよ。
着付けに不安がある方は、別冊で「魔法の15分着付け」がアマゾンで販売されています。
七緒掲載柄の浴衣や着物を販売しているお勧めネットショップはこちらです。
美しいキモノについて
美しいキモノは、着物雑誌のパイオニア 63年256号 ハースト婦人画報社が発行しています。
婦人画報やメンズクラブ、ヴァンサンカンなどが有名ですね。
正統派の着物雑誌で年4回季節ごとに発行しています。
発行部数は11万部ということですね。
特集も専門家でも勉強になるほどの濃い内容です。
実際、私も美しいキモノでかなりの商品知識を得ました。
写真も美しく、コーディネートも完璧です。
着物雑誌の王道です。
ただ、着物のメーカーなどが広告主になっているので、
広告主の意向や商品が使われることが多いようですね。
最新号です。
九州の染め織りを特集しています。
きものサロンについて
きものサロンは、35年前に創刊された雑誌です。
当初は年3回発行されていたようですが、今現在は年2回の発行です。
紙質が良く高級感のある雑誌です。
モデルの起用が上手で、モデルの着物姿を見たくて購入する人の多いようです。
最新号では、檀れいさん、IKKOさん、ローラ節子さんの着物姿が素晴らしいと評判です。
帯や小物の組み合わせなど勉強になりますね。
きものサロンも美しいキモノと同様、メーカーなどが広告主になっているので、
広告主の意向や商品が使われることが多いようです。
着物雑誌の影響について
着物雑誌の影響は、小売にも多少影響があります。
七緒や美しいキモノが発売されると、
「◯◯に載っていたあの着物はあるの?」という方も少なからずいらっしゃいますね。
また、本を読んでいる方は、勉強好きで、5年位の販売員よりも知識がある方もいますね。
ただ、載っている商品は、百貨店などで扱っている一流品ばかりで、
一般の方が手に入れるのは難しい商品が多いですね。
例え出会ったとしても、値段が高すぎて簡単に手が出る商品ではないですね。
美しいキモノの夏号で羽田美智子さんが着ていた「小千谷縮み」なら割と手頃なので、
手が届きそうですね。
このブログを読んでいただいている貴女は、
着物について勉強家で、向上心が高い方ですよね。
そんな貴女には、まず七緒をオススメしますよ。