後悔しない着物の買い方(その3)
意識ひとつで後悔から満足に変わります
出来上がって着てみたら似合わなかった
これは、本人だけが思っているケースが多いです。
私から見るとすごく似合っているのに、
「なんか似合わない・・・」と言っている人がたまにいますね。
普段洋服で着たことがない色を着物で着ると
慣れていないせいもあって似合っていないと思うことがあります。
それは自分のイメージだけなので、安心してくださいね。
買う時にプロが勧めた着物なら平気です。
似合わない着物は勧めません。
唯一可能性があるのは、最初から自分のイメージが合って、
それに固執して決めた場合はそんなこともありますよ。
特に振袖は、自宅にたくさん届くカタログを見ながら、
「こんな振袖を着てみたい」「こんな色柄が良いな~」と
予備知識が多いので、そのイメージを優先しますね。
たまに、自分のイメージに固執して買った場合は
「なんか似合わない!」というふうになる事もありますね。
でも、ほとんどの方は、実際に着装して
自分や親の意見、プロのアドバイスを聞いて決めるので
満足していますよ。
もう一つのパターンは、「着たことがない色柄を思い切って買った」ですね。
いわゆる冒険をした場合です。
この経験は、私もありますが、冒険した着物は着ないですね。
なんか抵抗があるのでどうしようもないです。
ですから、高い着物は冒険しないほうが良いと思います。
これも勉強と思って諦めるしかないですね。
結局一度も着ていない
先ほどの冒険した着物もそうですが、
衝動買いで買った着物や気に入っていないのに勧められて買った着物は、
一度も着ないこともありますね。
これも、高い授業料を払ったと思って諦めるしかないですね。
色が気に入らないのなら、染替することは出来ます。
最近は、「丸染め」といって仕立てたまま染めることも可能です。
着物一枚35,000円(税別)で出来ます。
無地染めですが、訪問着など柄物でも可能です。
柄の上から色が掛かりますので、色選びが大事です。
また、着物だけ、帯だけ買った場合もそういうことがあります。
せっかく買った着物だから着ようと思っても、合う帯がないとか
気に入った帯だけど、合う着物がないということがありますね。
その場合は、お金に余裕があれば、合う帯や着物を探しましょう。
また、小物を合わせて買っていなかったため、着られないこともありますね。
呉服屋さんに着物と帯を持って行って合わせてもらいましょうね。
着物を買う時は、帯や小物も全て合わせたほうが着る時に安心です。
もし、予算などで合わせて買えない場合は、
着物が仕立て上がった時に手持ちの物を持って行って、
呉服屋さんに選んでもらいましょう。
自分で着られないので、着ていないという人もいますね。
せっかく買った着物です。着ないともったいないですよ。
着付け無料サービスがある店なら、どんどん着ちゃいましょう。
着る機会がないなら、思い切ってお茶や踊りを習ったり、
着付教室に通うのも良いですね。
結婚式やパーティーお正月は必ず着るようにしましょう。
帯だけ締められない人は、帯を切らずに作り帯を作る方法もあリます。
帯を切らないのでいつでも元に戻せますし、
作り帯のように見えないので、カッコイイですよ。
着物は高価なものです。
タンスの肥やしにしないで、どんどん着ましょうね。
身内や他人にけなされた
けなす人がおかしいです。
気にしないでくださいね。
女性は、羨ましいとけなすことがあリます。
羨ましいので、アラ探しをしたり、
似合っているのに似合っていないと言ったりすることもありますね。
また、自分の好みを優先するので、
貴女に似合っているかどうかより、自分が好きかどうかで発言する人がいます。
もし、けなされたら、
「私のことを羨ましいと思っているんだ」
「この着物はあの人の好みじゃないだ」
と気にしないことが大事です。
嫌な気持ちになったら、
買ったお店に見せにいってください。
自分のお店で買ってくれた着物を着てもらうって本当に嬉しいです。
そこで嫌な気持ちを切り替えて笑顔になりましょう!
何か質問や疑問があればお問合せくださいね。