着物の種類 失敗しない振袖の選び方は?
来年2017年成人式の方は、振袖を決められている方が大半だと思います。
まだ、決めていなかったら遅くても10月中には決めたほうが良いですね。
何故かと言うと、レンタルでも購入でも人気のある柄は品切れになっているからです。
もし、まだ決めていなかったら、この記事を読んで行動してくださいね。
目次
振袖を決めるために、まず最初に考えること
- 振袖に掛けられる金額を考えます。
- 着る機会が成人式以外にあるかどうか考えます。
- 今流行の振袖を着たいか、お母さんや親戚の振袖でも良いか?を考えます。
例えば兄弟の結婚式や大学の卒業式などの予定ですね。
そして、購入するか借りるかを決めることです。
購入する場合の予算は、10万円あれば購入することは可能ですが、
一般的には30万円から50万円掛かりますね。
レンタルは、1万円以下でも可能ですが、
前撮りや成人式当日のヘアメイク着付けが別途掛かります。
借りる場合は、レンタルするのか、お母様や親戚の振袖を借りるのかという事ですね。
それでは、それぞれのメリット・デメリットをお話しますね。
振袖を購入するメリット
- 新しい振袖が自分の着物になります。
- 成人式以外でも、結婚式や卒業式などに着ることが出来ます。
- 自分の体型にあった寸法に出来上がります。
- きちんとお手入れをして保管しておけば、自分の子供や孫の代まで着られますね。
- 姉妹、親戚などに貸すことも出来ます。
オーダーレンタルでも新しい着物を着られますが、
誰も手を通していない振袖が自分の物になるのは嬉しいですよね。
持っていると着る機会は結構あリますよ。5~6回は着ると思いますね。
新品でもプレタの振袖では、自分の寸法にはなりませんが、
別誂えで作れば自分にピッタリの寸法になるから着やすいですね。
最近、ママ振りと言ってお母様の振袖を着る人が増えています。
大切に保管しておけば、何十年たっても着られますよ。
妹や親戚がいるなら、貸してあげられますね。
振袖を購入するデメリット
- 同じような振袖ならレンタルより料金が高くなりますね。
- 着た後のお手入れや保管をする必要があリます。
- きちんと保管する場所が必要になりますね。
- 仕立てるのに2ヶ月位かかります。
- 販売だけのお店だと、前撮りや成人式当日の着付けを自分で手配する必要がありますね。
ただ、最近はレンタルとそう変わらない価格で販売されている振袖もあリます。
仕舞いっぱなしだと、変色やカビが生えることがあリますね。
紙やプラスチックのケースに仕舞っておくと、カビの原因になりますね。
すぐに着られないですね。
最近は、販売でも全てパックになっているお店もあリます。
自分で手配するのが面倒なら、お店に確認してくださいね。
2と3のデメリットに関しては、
最近はカビを防ぐ加工やパックがあるので、カビや変色を防ぐことが出来ます。
パックしたまま仕舞っておけば、ほぼ安心ですね。
購入の一番のデメリットは、値段が高いということですね。
振袖をレンタルするメリット
- 同じような振袖なら間違いなく価格が安いですね。
- 1回限りなので、お手入れや保管の心配はないですね。
- 小物まで全てセットになっているので、安心ですね。
- レンタル取扱いのお店だと、実際に数多くの振袖を試着できるので安心ですね。
- インターネットは、試着は出来ませんが、多くのお店が
宅急便で配達して、着終わったらそのまま返却するので楽ですね。
オーダーレンタルなら、新しい振袖を着られます。
前撮りと当日のヘアメイク着付けもセットになっている場合が多いですね。
振袖をレンタルするデメリット
- オーダーレンタル以外は、何人もの人が着ているので、中古の使用感があリますね。
- 2回以上振袖を着る機会があるなら、購入したほうが安くなりますね。
- 身長が小さい人や細身体型、身長が大きい人やぽっちゃり体型は、
気に入った柄があっても寸法が合わない可能性があります。 - レンタル振袖セットは、帯や小物が選べず、良い物が少ないですね。
- レンタルが安いと思っていると、新作などは購入より高くなることもあります。
レンタルの振袖は、フリーサイズが多く、160センチ前後の普通体型から少しぽっちゃり体型向きです。
SサイズやLLサイズがある店もありますが、数が少ないですね。
お店によって値段が違うので、下見は大事です。
お母様や親戚の振袖を借りるメリット
- お母様の振袖なら、寸法が合えば無料ですね。
- お母様やお祖母様にとっては、自分の振袖を着てくれるのは嬉しいですね。
帯や小物を今風の物に変えると良いですよ。
親戚の振袖なら、何十年も前の振袖でないことが多いので、
寸法さえ合えば良いですね。
お母様や親戚の振袖を借りるデメリット
- 寸法が合わない場合は、直す必要がありますね。
- 親戚の振袖の場合は、寸法は直すことが出来ないし、
汚したら大変なので気を使いますね。
特に最近の子は手が長いので、裄を出す場合がありますが、
色やけなどで出せない場合もあリます。
また、身巾や身丈を直す場合は、
3~5万円位かかるので、レンタルよりも高くなります。
基本的に、お母様や親戚の振袖を借りる場合は、寸法が合うことが大事です。
お母様の振袖なら、寸法直しは出来ますが、裄を出す位の直しじゃないと
レンタルよりも高くなります。
総絞りや手描きの高級品か、よほど思い出がある振袖じゃないと
直してまで着ることはないですね。
振袖の購入とレンタルの相場をお話しますね。
価格の問題は、大事ですよね。
振袖購入の相場
振袖一式セットの相場は、25万円~50万円位です。
この価格帯が一番商品量が多いですね。
驚くことに30年位前よりも下がっていますね。
昔は、振袖一式なら40万円から80万円位でしたね。
さらに今は、その価格で小物や前撮り、
当日の着付けなども付いている場合がありますよ。
クリーニング無料というお店も多いですね。
振袖のレンタル料金の相場
1万円以下の激安レンタルセットもあリます。
レンタル店舗で借りると10万円から20万円位が相場になります。
その場合は、前撮り、当日のヘアメイク着付け全てセットの場合が多いですね。
ネットの場合は、前撮りや成人式当日のヘアメイク着付けが付いていない場合が多いので、
自分で手配する手間と料金がかかります。
ネットでも店舗でも必ずサービスの内容や小物の有無などを確認してくださいね。
次回は、購入とレンタルのお薦め商品や店舗をご紹介しますね。