50代女子が着物で輝く! 染大島紬ってどうなの?
染大島を着てみましょう
50代なら、縦横の織りの大島も良いですが、
染めの大島にチャレンジしてみませんか?
茶泥や黒地の織りの大島紬は高級感があって、
似合う人には良いのですが、
人によってはジミな老けた感じになりますよね。
その点染め大島は、いろんな色柄があるので、
きっと似合う着物が見つかりますよ。
写真の辻が花の訪問着も染大島紬です。
興味がある方は写真をクリックして商品情報をご覧ください。
目次
染大島ってどんな大島なんですか?
染大島は、その名の通り白生地の大島紬を染めた着物です。
無地と小紋と訪問着があります。
生地について
- 大島紬の白生地です。
生地は無地が多いですが、縞か格子の柄もあります。
染めているので縞や格子の柄はほとんど分かりません。
染めていない反物の端を見ると柄が分かります。
- 機械織りが多いですね。
基本的に機械織りですが、手織りもあるそうです。
機械織りはオレンジの証紙で伝統工芸品のシールが付きません
- 生地の手触り
染め上がった生地の手触りは、それぞれ違います。
染めると生地は痩せますので、少し薄くなりますね。
元々の生地質か、織元の違いか分かりませんが、ペラペラした生地としっとりした生地があります。
また、大島は生糸で織っているので、真綿の紬とは違いヒヤッとします。
でも、生地が薄くても打ち込みが良いので、風を通しにくく暖かいです。
- 着心地
縮緬や綸子のたれ物の生地が嫌いな方にはお薦めです。
衣擦れの音がシャキシャキして気持ち良いですよ。
染大島の生地は張りがあるので、
縮緬や綸子の身体に沿うような柔らかな着心地が好きな方は好まないですね。
- 軽さと薄さ
染大島の生地は織りの大島紬より薄くて、軽いです。
染めることによって生地が痩せて薄く軽くなるからです。
少し頼りないくらいですが、軽い生地が好きな人には良いです。
旅行先で着物を着たい場合は大島がお薦めですね。
畳むとすごく小さくなるし、シワになっても取れやすいですよ。
写真の大島紬は、汕頭刺繍と蘇州の刺繍の併用と染の大島紬訪問着です。
詳しい情報は、写真をクリックしてご覧くださいませ。
染大島小紋の良いところ
いろいろな色柄
織りの泥染めや地空の黒い大島は地味なので、人によっては老けて見える事があります。
その点、染大島はいろんな色柄がありますので、自分に似合う物を選べます。
値段が手頃
機械織りの大島を染めた小紋ですから、
買いやすいお値段です。
裏地、仕立て代込、お仕立上り価格10万円前後で手に入りますよ。
着る範囲が広い
お茶席やチョットしたお呼ばれなら染大島の小紋で出られますよ。
ほとんどの人は、大島紬とは思いません。
レストランウェディングなど平服で参加する場合も平気ですよ。
染大島紬の小紋はネットショップではあまり販売されていないですね。
「七緒」掲載のおしゃれな染め大島です。
詳しい情報は、写真をクリックしてご覧くださいませ。
染大島の訪問着の良いところ
訪問着として着用可能
あまり格式が高くない結婚式の披露宴なら、染大島紬の訪問着を着ても平気です。
ほとんどの人が大島紬とは思いませんし、織りの着物ではないので問題ありませんよ。
織りの大島の訪問着で黒地や茶泥は見た目が暗いし、オシャレ感が強すぎるので披露宴には向きませんね。
値段が幅広い
最近は、いろんな作家さんや染め屋さんで大島紬の生地を使っています。
値段は、大島の価値ではなく製作者の価値になります。
ですから、買いやすい価格から高級品までありますね。
自分のお財布と相談しながら決めたら良いですね。
染大島紬の無地やボカシ
小紋と訪問着の間に、無地やボカシがあります。
着られる範囲が広い
帯次第で、お食事会からお茶席にも着られます。
吉祥柄の袋帯を締めたら披露宴でも出られますよ。
値段が手頃
無地やボカシの着物なら、仕立て上げて10万円前後で手に入ります。
帯で楽しめる
帯で着る範囲が広がります。
また、着物に柄が無いので、帯はいろんな柄が合いますよ。
帯で雰囲気がガラッと変わるので、楽しいですね。
染大島と言っても、小紋、色無地、ボカシ、訪問着といろいろあります。
お値段が手頃で着やすい着物なので、一枚チャレンジしてみてください。
写真の染大島紬の訪問着は、無地に近い色柄ですね。
大島紬の最高ブランド「都喜ヱ門」の太陽印の商品です。
都喜ヱ門の染大島訪問着は大変珍しいですね。
詳しい情報は写真をクリックしてご覧くださいませ。
最後に
染大島紬は、軽くて着やすい着物です。
また、大島紬でありながら幅広いシーンで着用できます。
50代の貴女ならぜひ一枚手に入れてくださいね。
それでは、貴女の着物ライフがよりハッピーになることを願っています。
まあお会いしましょうね😁