2021年、浴衣の展開はどうするのですか?
まだ、年が明けたばかりの1月8日ですが、今年の浴衣や夏のカジュアルキモノの展開についてお話ししますね。
目次
2021年・浴衣は2月から展開します!考え方は?
今年も例年通り、「浴衣は5月から9月まで着られる着物」というコンセプトで、2月から店頭で展開していきます。
業界では59きもの(ゴッキューキモノ)と言うようですが、ほぼ知られていませんね。
浴衣は、ゴールデンウイークから着始めて、残暑が終わるまで着ましょう!
帯や小物でその季節を表現して楽しみましょうね。
取り扱いメーカーは?
浴衣は日本国内製造の生地を使用し、お仕立て上がりの場合は日本縫製のみ取り扱っています。
昨年は、「三勝」「梨園染め」「竺仙」と有松絞りなどの新品と一部リサイクルも扱いました。
当店のイチオシは「三勝」
当店のイチオシは日本橋人形町にある「三勝」です。
1894年(明治27年)創業の老舗浴衣メーカーです。
昭和30年に長板中型の人間国宝に認定された清水幸太郎が在籍しており、
長板中型なら三勝と言われていた高い技術を持ったメーカーです。
注染染めは難が出やすい黒色をキレイに染める技術、
そして淡い色でもクッキリ色を染めることが出来る技術は他ではマネが出来ませんでした。
そんな三勝の浴衣を全国の小売店で一番販売しているのが当店です。
戸田屋商店の「梨園染め」
戸田屋も日本橋にある老舗の浴衣屋さんで、注染染めが得意です。
創業1872年の老舗です。
どちらかというと手ぬぐいが主力で、百貨店や有名ショップで取り扱いがあります。
伝統的な色柄が多いですが、龍の柄の男性用だったり、真っ赤な浴衣だったり、
いろいろ新しい色柄にも挑戦している企業です。
戸田屋さんの梨園染め三勝と同じ注染でも雰囲気は違いますので、
変わった色柄が希望の方には一目で気に入ってもらえる場合もあります。
それ以外のメーカーは?
竺仙、藤井絞り、有松絞り、浜松のメーカーなど順次取り扱いが決まったら生地をアップします。
また、新柄を仕入れたら、インスタとホームページに即アップしますので楽しみにしてください。
リサイクル浴衣は扱いますか?
リサイクル浴衣は、総絞りや注染など高級浴衣を扱う予定です。
毎年絞りの浴衣は大人気なので、早いうちに仕入れて店頭に出しますのでよろしくお願いします。
2021年、夏着物はどうするのですか?
もちろん、夏着物も精力的に仕入れます。
小千谷縮、上布、綿麻など夏の着物は新品、リサイクルとも仕入れていく予定です。
当店にとって3月から8月までの半年間は夏の着物が売れる最盛期になります。
上質な商品をたくさん取り揃えてお待ちしております!
よろしくお願いします。
あなたの着物ライフがさらに充実するように応援します。
また、お会いしましょう(^_-)-☆